アーティスト インタビュー

2012年8月3日

Q1.前回に続き、今回も参加されようと思ったのはなぜですか?
Q2.あなたが感じる「横浜」という場所の印象を教えてください。
Q3.会場のM/Mグランドセントラルテラスの中で、お気に入りの場所があれば教えてください。





artist

小浜正寛 Masahiro Kohama

役者・パフォーマー/ボクデス


A1. 前回、ほぼ初対面だった個性的なメンバーとの作業は、ふだんのソロワークでは経験できない妙味がありました。他人との関係をまじえながらも、自分の表現をすすめなければなりませんでした。クリエイション中でも、本番中でも。全員、信頼できるツワモノだったので、押したり引いたり。その作業がおもしろかったからですかねー。

A2. 「横浜市歌」歌えます。19歳まで横浜市内に住んでいました。ですが、「横浜ドリームランド」という今はもうない遊園地の近くで、どちらかというと郊外でした。横浜駅も、山下公園も、中華街も、マリンタワーもほとんど見ないで過ごしてました。横浜に足繁く通うようになったのは、ここ10年。ボクデスとしての活動を、STスポットや赤レンガ倉庫で始めたり、ドゥクフレとのクリエイションに関わったりしてからですね。それでも、「外人墓地」にはまだ行ったことがありません。 いつか行きたいですね。夢です。

A3. むかし、回転寿司屋やベルトコンベヤーがある倉庫、動く歩道といった オートマチックな場所でのパフォーマンスを考えていたことがあるので、 今回本番で使うかどうかまだわかりませんが、 エスカレーターに心惹かれる自分がいます。




artist

神村  恵 Megumi Kamimura

振付家・ダンサー/神村恵カンパニー主宰


A1. アイデアが連鎖的に出てきて思わぬ方向にパフォーマンスが転がっていく、面白いメンバーだから。直観と分析と偶然が絡みあって進んでいく不思議な行程。場所の持つ機能や空気とパフォーマンスをどう関係させるか、そこにさらに言葉や音をかぶせてどういうフレームを作れるか、サイトスペシフィックなパフォーマンスをすることの方法が色々見えてきてかなり勉強になります。

A2. あまり日本に属していない。新しもの好き。人と人の隙間が大きい。道や建物の縮尺が大きい。色々なもののサイズや配置や考え方が、海が基準になっている感じがする。

A3. 大きい籐のベンチ。通路の真ん中に置かれているにもかかわらず、昼寝したり寝っ転がって読書していたりする人がいて、そこだけ時間の流れが変わっているのをよく見かけます。まだ寝たことないですが、そのうち昼寝したいです。




artist

社本多加 Taka Shamoto

ダンサー


A1. アブダルと篠崎の自分とは異なる日常へのこだわり方に、もう少し寄り添ってみたいと思ったからです。

A2. 海に浮かぶ街。埋立地。いったい何が埋まっているのかと考えると想像が尽きない。

A3. ファミマ寄りの出入り口。向かい側にはまだ何も建っていないので、そこから見える風景が田舎の都会に来た感覚に陥る。




artist

川口隆夫 Takao Kawaguchi

ダンサー・振付家


A1. もちろん、前回がおもしろかったし、ユニークな企画だということ以上に、ユニークな人たちと仕事を継続できるというのが一番大きな理由です。

A2. シックでハイソ。デートコース(僕自身はデートしないけど…)

A3. 屋外のテラス(表玄関のほうに通じる2Fのテラス…、そういうのあったっけ? 記憶があいまいだけど)




artist

長内裕美 Yumi Osanai

振付家・ダンサー


A1. 前回から、パフォーマーの方が皆さんとても尊敬する方たちばかりだったので、まず参加させていただくことだけでも刺激になり、また劇場ではない全く異なる場所でのパフォーマンスは、その創作過程、方法にとても興味がありました。そして、ハイネと篠崎さんが理想とするものが、パフォーマンスを重ねるごとに自然と湧き出るように少しずつ見えてきて、実際に肌で感じることができたと思います。どんな発見があるかわかりませんが、是非今回も参加させていただきたいと思いました。

A2. 横浜駅周辺からみなとみらい線沿線付近までしか訪れたことがないので、偏っているかもしれませんが、海からの潮風と、所々に見られる歴史的建造物と近代的な建物との融合の街。スポーツや文化、芸術の街であり、市民だけでなくアーティストへも開かれたイメージがあり、住みやすいところだと思います。

A3.

これから見つけようと思います。M/Mグランドセントラルテラスはオフィスやクリニック、飲食店、マンション等が混在し、様々な人が行き交う場所で建物自体も新しく、埋めたて地という立地から、場所としての存在自体がいろんな点から曖昧な所だと思いました。メンバーの方たちともメールで意見交換をしているのですが、前回のモデルハウスという輪郭がはっきりとした場所でないところが、今回の面白みであり、特徴だと思います。






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